カテゴリ : アトリエから
周りには同じ体質の人や理解してくれる人もいなくて、まさかこれがアレルギーだなんて思いもよりませんでした。
化学物質過敏症という名前を知り、「香害」に苦しむ人達がいることを知り、私だけが変わってるんじゃなかったんだと どれほど心強かったか。
わーよかったー!と思ったけど、そこからが化学物質過敏症と向き合わなきゃいけなくなったってことですもんね。
同じ体質の方がいてくださったおかげで、気をつけた方がいいことなど、いくつか教えてもらったことがあります。
その中でも次の2つは、仕事柄、味覚の感覚を高めるためにも変えたほうがいいよと言われてすぐ従いました^ ^
•食品添加物を含む化学物質を摂取しない
•歯磨き粉を変える
食品添加物が使われている食品食材は選ばない、界面活性剤&研磨剤不使用の歯磨き粉にしたのは、化学物質を口から身体の中に入れないってことなんですけど、実際身体が楽になるから不思議でした。すごいですねぇ。
化学物質過敏症がわかって良かったことですけど、味覚と嗅覚が繊細になったことです。
レシピを考えたりパンを焼くのにも今では大切な商売道具で、自分の味覚が頼りです。(そんなにたいしたことはないですけど、いちおう、よかったことです)
子供の頃に苦手だったもの、成長する過程で苦手になったもの、子供の頃には普通に食べてたけど違和感は感じていたものがあって、振り返ってみると化学物質過敏症に紐づいているのがおもしろいです。
たとえば
ケーキは食べたいけどホイップクリームが苦手で、白いクリームだけ綺麗に外してスポンジと苺だけを食べてました。(生クリームではなくホイップクリーム)
子供の頃は弟達とインスタントラーメンやカップ焼きそばをよく食べていました。でも何時間経っても舌の上に味が残り続けるのが嫌で、いつからか食べなくなったような。
他にもいろいろ。
化学物質過敏症と知ってから、苦手なものや食べられなかったものが全て繋がって、めっちゃスッキリしましたよ。
(アレルギーのせいにしているわけじゃないけど、、)
おいしいものは、ちゃんと美味しい。