2020/8/20
モーツァルト!

 

このところ根詰めて試作を続けていまして、

試作中は朝から夜まで作業に没頭しているので

なかなか…です。

 

先日(8月9日~11日)韓国公演「モーツァルト!」の

日本語字幕付きのオンライン配信があったので、チケットを購入して

ドキドキしながら鑑賞しました。

 

 

 

 

日本語字幕が付いていることで意図がわかりやすくなっているのか

演出の違いからなのか すっと入ってくるというか。

以前舞台で観た時は???という部分が多かったのだけど

コレはどういう意味?な引っかかりが無かったのもよかったです。

 

日本版のモーツァルトでは

天才的な才能を持て余しているような

愛に飢えた世間知らずのチャラ男(イメージです)

みたいな印象だったんですけど・・・

 

韓国版は内面や心理的なものを細かく描かれていて

ヴォルフガングに対しての父親は

過保護と依存が入り混ざりながら

それを子に対する愛情なのだと言う。

認めてほしいのに認めてくれない父との関係に苦しみながら

神童と呼ばれた自分自身の影に

心も病んでいく様子が切ない。

 

愛情の形が違いすぎる

とても、なんというか、

泣けました。

 

 

他の俳優さんに対する印象も全然違っていて

男爵夫人は、

韓国版では幼い頃からのヴォルフガングの才能を

認めていて父の手を離れるべきだと

自立を促す優しさが出ているのだけど

 

日本版では才能を見抜いてそそのかした

(どちらかというと嫌な人)に感じたのです。

ふしぎ。

 

韓国の舞台俳優さんは皆さん歌が上手で声量も迫力満点で、

とにかく大感動。

毎日YouTubeで歌を聴いています。

 

 

 

 

アンコール配信が決まったということで、私も再度チケット購入。

 

 

https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2063221

 

 

8月5日に行われた公演が配信されますが

現地韓国では新型コロナウイルスにより、洛日を待たず延長公演が

中止になってしまったそうです。残念ですね…。